令和4年1月12日(水)
新型コロナウイルス
近隣地域でも感染者がおられますが、数人の状態です。やすだこどもクリニックでも抗体検査等しても陰性の方ばかりです。しかし、油断せず手洗い手指消毒あるいは手洗いを丁寧にしてください。
感染性胃腸炎
年が明けて胃腸炎の症状を訴えて来院される患者さんが少なくありません。高熱の患者さんもおられます。 ただ、高熱は1~2日ぐらいで解熱される方が多いようです。 水分を摂ることは大切です。が、吐いているときはコップで普通にに水分を摂らせると よけいに吐いてしまいアセトン血性嘔吐症をひきおこすことがあります。 スプーンなどで少しずつ水分補給をして医療機関を受診しましょう。 保護者の方も嘔吐の処理のあとは手洗いうがいは念いりにしてください。
インフルエンザ
やすだこどもクリニックではまだ感染者はおられません
アデノウイルス感染症
アデノウイルス感染の患者さんは年明け後はおられません。 熱が上がったり下がったりする、喉の腫れや痛み、目の充血や目やになどの症状が特徴です。 簡易検査は発熱後すぐあるいは目の症状が発症してすぐは検査の感度が悪いです。 発熱後受診したが、2~3日経っても熱が下がらない時、 目の充血や目やにが続くなどの時に医師が診察をしてアデノウイルス感染を疑って検査をします。 特効薬はありませんが、2次感染をしていないかなどチェックしながら治療することになります。 熱は5日間程度続きます。 夏風邪のひとつですが最近は冬でも陽性の患児のかたがおられます。 外出から帰ったら手洗いうがいの励行をしましょう。
RSウイルス感染症・ヒトメタニューモウイルス感染症
昨年はRSウイルス感染症の患者さんがおられましたが年明けは減少しています。。 ヒトメタニューモウイルスは3月ごろから流行りだすウイルスです。 RSウイルス・ヒトメタニューモウイルスともに鼻汁から始まり発熱、咳が出現します。 幼児や児童が感染しても軽い鼻かぜ程度ですみますが、乳児が感染すると細気管支炎を起こし入院加療が必要になることもあります。 症状は発熱や喘鳴を伴う咳が特徴です。 RSウイルス・ヒトメタニューモウイルスともに同じ症状で乳児は細気管支炎をおこしやすいので注意が必要です。
吸収のよい水の作り方(家で作れる経口補水液)
イオン水がなくて急に買いにいけない時は自宅で作れます。
水1L 砂糖ティスプーン6杯 塩ティスプーン1杯 を混ぜてよく溶かしてください。
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