やすだこどもクリニック

☆くまさん通信Vol.6(鉄欠乏性貧血)

2010.02.03

鉄欠乏性貧血

 思春期には急な体の成長のために鉄分が必要になり、鉄欠乏性貧血になりやすいのですが、乳幼児期も胎児の時にお母さんからもらった鉄分の蓄えが少なくなってくる頃です。
また、体重も急にふえていくので鉄分が不足しやすいのです。
 貧血にならないように、鉄分の多い食品を取らせてあげるようにしましょう。

 

鉄分の多い食品

レバー・肉類・卵黄・さかな(赤身)・スイートポテト・パン・グリーンピース
レーズン・ドライフルーツ・大豆・ほうれん草・とうふ・じゃがいも(皮つき)
のり
  
貧血を予防する栄養素
 ビタミンC・・・・鉄が腸管から吸収されやすいヘム鉄にしてくれます。
          (大豆・ほうれん草・のりなどは吸収しにくい非ヘム鉄)
          また、赤血球が造られる過程で重要な働きをしている葉酸
          の働きを高めます。
 ビタミンB12・葉酸
      ・・・・ともに赤血球のみならず血球すべてを造る際にかかせない
          栄養素です。

    ビタミンB12・・・レバー・肉・卵・牛乳に含まれています。

    葉酸・・・・・ビタミンB群のひとつでレバー・貝類・ほうれん草
          ブロッコリー・キャベツ・パセリなどに多く含まれていま
          す。葉酸はビタミンCと同様に体内でつくることができず
          食物から摂取します。緑黄色野菜に多く含まれていますが
          水に溶けやすいので尿などで排泄され、体内に蓄えておく
          ことができないので毎日できるだけ欠かさず食べることが
          大切です。
          
 動物性タンパク質・・・動物性食品に含まれるヘム鉄が有効に利用される
            のを助け、植物性食品に含まれる非ヘム鉄が消化
            管内で溶解するのを助ける働きがあります。
            これをミートファクターといい、牛肉や鶏肉に含
            まれています。また、母乳にもこの働きがありま
            す。
            ただし、卵・牛乳のタンパク質、チーズ・大豆など
            植物性タンパク質にはミートファクターが含まれて
            いません。むしろ鉄の吸収を妨げる作用があります。

          

注意すること

 スナック菓子・炭酸飲料・甘いジュースのとりすぎはやめましょう。
 貧血予防だけでなく、骨の発育にも影響があります。
 バランスのよい食生活が貧血予防になります。朝食をぬいたり、偏食、むら食いもよくないので気をつけましょう。 H26.7.23 改

お問い合わせ
やすだこどもクリニック
〒614-8297
京都府八幡市欽明台西15-6
TEL 075-971-1102
FAX 075-971-1107
e-net診察受付

隔離が必要な方のための入り口を設けています