令和6年7月19日(金)
新型コロナウイルス感染症
やすだこどもクリニックでは先月あたりから中学生以上のかたのコロナ感染が出始めておりましたが、7月に入り乳幼児、小学生のもコロナ感染者が出ています。乳児も保護者の方からの感染が多いです。熱中症に注意してマスクの使用も考慮してください。油断せず感染しないようによく食べよく寝て免疫力を下げないようにしましょう。人混みには注意してください。
インフルエンザ
やすだこどもクリニックでは6月同様インフルエンザの患者さんの感染を確認していません。昨年は夏頃からずっとインフルエンザの流行が確認されておりました。今年は今のところやすだこどもクリニックではインフルエンザは出ていませんが、油断しないで手洗いうがいの励行をしましょう。うがいは予防効果があまりないといわれますが、のどが乾燥しないようにするためにも無駄ではないと思います。睡眠と栄養をしっかり取って免疫力を下げないようにすることもお忘れなく。
RSウイルス感染症・ヒトメタニューモウイルス感染症
RSウイルスの患児さんが昨年に比べ少ないです。RSウイルス感染症・ヒトメタウイルス感染症はに幼児や児童が感染しても軽い鼻かぜ程度ですみますが、 乳児が感染すると細気管支炎を起こし入院加療が必要になることもあります。熱、喘鳴を 伴う咳が特徴です。
感染性胃腸炎
やすだこどもクリニックでは胃腸炎の患者さんは先月に続き多いです。胃腸炎でも熱が出ることもあります。水分を摂ることは大切です。が、吐いているときは一度に多量の水分を摂らせるとよけいに吐いてしまいアセトン血性嘔吐症をひきおこします。まずは吐きを止めてから水分補給をしてください。吐き止めが手元にない場合はスプーンなどで少しづつ水分補給をし脱水にならないようにしましょう。保護者の方も嘔吐の処理のあとは手洗いうがいは念いりにしてください。
溶連菌感染症
やすだこどもクリニックでは6月後半から溶連菌感染症の方が増えてきています。溶連菌は発熱・喉の痛みが特徴です。ときおり細かい発疹がでることもあります。ほっておくとしょう紅熱や腎炎をおこすこともあります。手洗いうがいの励行を心がけましょう。症状があれば早めに受診し適切な治療で重症化しないようにしましょう。
アデノウイルス感染症
夏に多い感染症です。やすだこどもクリニックでは今月は多くありません。。熱が上がったり下がったりして5日間程度高熱が続きますし、また目やにも出現することがあります。。熱が出始めてすぐには簡易検査で反応しないことが多く一度診察を受けられて、快方に向かわないときは、もう一度受診してみましょう。
総評
最近はコロナウイルス感染が増え始めています。お子さんには昨年のような流行ではありませんが、夏休みに入るとおでかけをして人混みに行くこともあると思います。注意してください。手足口病やヘルパンギーナも流行する季節です。。また、気を付けましょう。
吸収のよい水の作り方(家で作れる経
イオン水がなくて急に買いにいけない時は自宅で作りましょう 水1Lに砂糖ティスプーン6杯と塩1杯を混ぜてよく溶かす。
インフルエンザなど、どんな検査でも患者さんの要望ではいたしません。 医師が必要と認めたときに検査をします。 ご理解ください。
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