令和7年4月23日(水)
感染性胃腸炎
やすだこどもクリニックでは胃腸炎の患者さんは多いです。胃腸炎でも熱が出ることもあります。水分を摂ることは大切です。が、吐いているときは一度に多量の水分を摂らせるとよけいに吐いてしまいアセトン血性嘔吐症をひきおこします。まずは吐きを止めてから水分補給をしてください。吐き止めが手元にない場合はスプーンなどで少しづつ水分補給をし脱水にならないようにしましょう。保護者の方も嘔吐の処理のあとは手洗いうがいは念いりにしてください。
⁂嘔吐して代謝異常を起こしているお子さんも多く、静脈注射や点滴をすることも多くなり待ち時間が長くなりご迷惑をおかけすることもあり申し訳なく思っております。ご理解のほどよろしくお願いいたします
新型コロナウイルス感染症
今週はやすだこどもクリニックではコロナ感染はほとんどおられません。油断せず感染しないようによく食べよく寝て免疫力を下げないようにしましょう。人混みには注意してください。
インフルエンザ
やすだこどもクリニックではインフルエンザ感染は激減しています。しかし、今週もインフルエンザA型感染B型感染の方が少しですがおられました。油断しないで手洗いうがいの励行をしましょう。うがいは予防効果があまりないといわれますが、のどが乾燥しないようにするためにも無駄ではないと思います。睡眠と栄養をしっかり取って免疫力を下げないようにすることもお忘れなく。
マイコプラズマ感染症
昨年はマイコプラズマが数年ぶりに大流行していましたが、年明けあたりから少なくなってきています。やすだこどもクリニックでもマイコプラズマの検査で陽性の方はほぼおられません。症状は熱が上がったり下がったりして徐々に咳がひどくなってきます。熱が出始めてすぐには簡易検査で反応しないことが多いので一度診察を受けられて、快方に向かわないときは、2~3日後にもう一度受診して頂いて診断が確定することが多いです。
溶連菌感染症
やすだこどもクリニックでは溶連菌感染症の方は多くありませんが数人おられます。溶連菌は発熱・喉の痛みが特徴です。ときおり細かい発疹がでることもあります。ほっておくとしょう紅熱や腎炎をおこすこともあります。手洗いうがいの励行を心がけましょう。症状があれば早めに受診し適切な治療で重症化しないようにしましょう。
総評
気温の上昇とともに風邪症状を訴える患者さんは激減していますが、先週から胃腸炎のお子さんが増えています。
吸収のよい水の作り方(家で作れる経口飲料水)
イオン水がなくて急に買いにいけない時は自宅で作りましょう 水1Lに砂糖ティスプーン6杯と塩1杯を混ぜてよく溶かす。
インフルエンザなど、どんな検査でも患者さんの要望ではいたしません。 医師が必要と認めたときに検査をします。 ご理解ください。
お問い合わせ
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