八幡市の小児科 やすだこどもクリニック

令和7年4月7日(月)

長引く咳嗽

関東で百日咳が流行っているとニュースで言われています。やすだこどもクリニックでは百日咳の患者さんはおられませんが咳の患者さんは先月も多かったです。この時期花粉症、黄砂、PM2.5などもありアレルギーと思っていたらそれだけではなかったということもあります。
 

感染性胃腸炎

やすだこどもクリニックでは先月に比べると胃腸炎の患者さんは少し減少しています。胃腸炎でも熱が出ることもあります。水分を摂ることは大切です。が、吐いているときは一度に多量の水分を摂らせるとよけいに吐いてしまいアセトン血性嘔吐症をひきおこします。まずは吐きを止めてから水分補給をしてください。吐き止めが手元にない場合はスプーンなどで少しづつ水分補給をし脱水にならないようにしましょう。保護者の方も嘔吐の処理のあとは手洗いうがいは念いりにしてください。
 

RSウイルス感染症・ヒトメタニューモウイルス感染症

やすだこどもクリニックではヒトメタニューモウイルス感染症の患者さんはほぼおられません。RSウイルス感染症・ヒトメタウイルス感染症はに幼児や児童が感染しても軽い鼻かぜ程度ですむことが多いですが発熱することもあります。しかし、 乳児が感染すると細気管支炎を起こし入院加療が必要になることもあります。喘鳴を 伴う咳が特徴です。 
 

新型コロナウイルス感染症

やすだこどもクリニックではたまにコロナ感染が出ております。油断せず感染しないようによく食べよく寝て免疫力を下げないようにしましょう。人混みには注意してください。
 

インフルエンザ

やすだこどもクリニックではインフルエンザ感染は激減しています。しかし、先月もインフルエンザA型感染の方が少しですがおられました。油断しないで手洗いうがいの励行をしましょう。うがいは予防効果があまりないといわれますが、のどが乾燥しないようにするためにも無駄ではないと思います。睡眠と栄養をしっかり取って免疫力を下げないようにすることもお忘れなく。
 

マイコプラズマ感染症

昨年はマイコプラズマが数年ぶりに大流行していましたが、年明けあたりから少なくなってきています。やすだこどもクリニックでもマイコプラズマの検査で陽性の方はほぼおられません。症状は熱が上がったり下がったりして徐々に咳がひどくなってきます。熱が出始めてすぐには簡易検査で反応しないことが多いので一度診察を受けられて、快方に向かわないときは、2~3日後にもう一度受診して頂いて診断が確定することが多いです。
 

溶連菌感染症

やすだこどもクリニックでは溶連菌感染症の方は多くありませんが先月は数人おられました。溶連菌は発熱・喉の痛みが特徴です。ときおり細かい発疹がでることもあります。ほっておくとしょう紅熱や腎炎をおこすこともあります。手洗いうがいの励行を心がけましょう。症状があれば早めに受診し適切な治療で重症化しないようにしましょう。
 

総評

 春休みに入り気温の上昇とともに風邪症状を訴える患者さんは激減しています。が、花粉などのアレルギー症状の患者さんが増えています。4月に入り新しい環境での生活が始まるお子さんも多く、こどもでも何かしらのストレスから免疫力が低下し風邪など感染しやすくなります。しっかり栄養と睡眠を心がけましょう。
 

吸収のよい水の作り方(家で作れる経

イオン水がなくて急に買いにいけない時は自宅で作りましょう  水1Lに砂糖ティスプーン6杯と塩1杯を混ぜてよく溶かす。
インフルエンザなど、どんな検査でも患者さんの要望ではいたしません。 医師が必要と認めたときに検査をします。 ご理解ください。
お問い合わせ
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〒614-8297
京都府八幡市欽明台西15-6
TEL 075-971-1102
FAX 075-971-1107
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